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「第一回 こけしの森 植樹祭」の背景
先代のこけし工人たちが、次の世代のために行っていたミズキの植樹。
その活動を受け継いだ「第一回 こけしの森 植樹祭」の背景ついて、2つ目のおはなしです。
【先代の想いを受け継ぐ】
こけしは、主にミズキという白い肌の木でつくられます。
その名の通り、水分をたっぷり含んだ木で、長い時間をかけて乾燥させてから使います。
先代の櫻井昭二が仲間たちと行っていたミズキの植樹。
次の世代へ繋げていきたいという想いによるものでした。
次の写真は、ミズキの林の中での一枚。
中心にいるのが先代の昭二です。
美しいミズキの木に囲まれています。
こちらは昭二(左端)の山荘での様子。
鳴子の原木がたくさん積まれています。
自分たちの世代、そして次の世代でもこけしが作れるように。
先代工人たちの活動を受け継ぎ、未来へと繋げていきたいという想いが「こけしの森 植樹祭」として実を結びました。
(「第一回 こけしの森 植樹祭」の詳細についてはこちらをご覧ください。)
(写真:こけし手帖より)
次回は「未来へとつづく森作りと自然とのふれ合い」についてお話します。